2019.05.20(Mon)
ぼくはバケツとコテを持って、
かあさんのとこに向かった。
「ぼくが埋めてあげるから泣かないで」
ぼくが寂しいように、
かあさんも寂しかったんだね。
ぼく、うれしいよ。
溢れてくる涙を、
肉球で拭きながら急いだ。
着いた時は、
もう夜で・・・。
かあさんは泣き疲れて寝ていた。
「こんなにもぼくのこと、
大事に思っていたんだね。。
ありがとう、かあさん。。。」
ぼくはかあさんの涙を拭おうとした。
でも、
それは出来なかった。
ぼくはこの世にいない存在だから。。。
ぼくは泣いてしまった。
でも、
かあさんの「穴」を埋めなくちゃ!
バケツを置いて、
その中のセメントをかあさんの「穴」にいれた。
でも、
底が深くてセメントが足りなかった。
「こんなに深い「穴」だったんだ・・・。
もう一回、持ってこなくちゃ」
ぼくは、
大きな建物に帰っていった。
建物の前に太郎さんがいた。
「茶太、言い忘れてたけど・・・」
太郎さんは悲しい顔をしていた。
「セメントを持って行くには、
人間界の1日に1回だけなんだ。
だから、今日はこれで終わりだよ。」
ぼくは悲しくて、
泣いてしまった。
「毎日出来るかい?」
太郎さんはぼくの頭に肉球を置いてくれた。
「うん、出来るよ。
かあさんを元気にして、
楽しかった事でいっぱいにしたいから。
だから、毎日するよ!」
太郎さんに抱き付いてぎゅーってした。
「よし、いい子だ!」
太郎さんはぼくの頭をなでなでしてくれた。
かあさんのとこに向かった。
「ぼくが埋めてあげるから泣かないで」
ぼくが寂しいように、
かあさんも寂しかったんだね。
ぼく、うれしいよ。
溢れてくる涙を、
肉球で拭きながら急いだ。
着いた時は、
もう夜で・・・。
かあさんは泣き疲れて寝ていた。
「こんなにもぼくのこと、
大事に思っていたんだね。。
ありがとう、かあさん。。。」
ぼくはかあさんの涙を拭おうとした。
でも、
それは出来なかった。
ぼくはこの世にいない存在だから。。。
ぼくは泣いてしまった。
でも、
かあさんの「穴」を埋めなくちゃ!
バケツを置いて、
その中のセメントをかあさんの「穴」にいれた。
でも、
底が深くてセメントが足りなかった。
「こんなに深い「穴」だったんだ・・・。
もう一回、持ってこなくちゃ」
ぼくは、
大きな建物に帰っていった。
建物の前に太郎さんがいた。
「茶太、言い忘れてたけど・・・」
太郎さんは悲しい顔をしていた。
「セメントを持って行くには、
人間界の1日に1回だけなんだ。
だから、今日はこれで終わりだよ。」
ぼくは悲しくて、
泣いてしまった。
「毎日出来るかい?」
太郎さんはぼくの頭に肉球を置いてくれた。
「うん、出来るよ。
かあさんを元気にして、
楽しかった事でいっぱいにしたいから。
だから、毎日するよ!」
太郎さんに抱き付いてぎゅーってした。
「よし、いい子だ!」
太郎さんはぼくの頭をなでなでしてくれた。
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